前を向いて
中学になり、何とか1か月は通学したものの5月からはまた不登校になりました。
もう、学校に戻ることを目標にするのはやめよう。
母親の私がそう思っても息子は学校に行きたいと考えています。
その気持ちがどこから来るのか、それが本音なのか、何度も考え、息子に質問し、行ける環境を作るために必死になりました。
でも、もうあきらめました。
それよりも、前に進むために何ができるかを考えました。
中学に行くことではなく、息子が高校や大学に行きたい気持ちを叶える為に何ができるか、息子が何を出来るか。
中学の担任の先生がなんとか繋いでくださり、中間テストは受けることが出来ました。
平均点がいくらかは分かりませんが、ひどい点でした。
いえ、学校に行っていない割には、良い点だったかもしれません。
そのテスト結果から、息子を知ることにしました。
なんとか必死になだめながら、時には感情的になりながら、息子とテストを見直ししました。
テストの結果は自分の弱点を知る良い機会。
こんな酷い点を取ってしまった息子を責めてしまう気持ちと思い通りにならない息子への怒りをあらわにしたり、抑えたり、自己分析しながら、一緒に勉強しました。
息子は学ぶことは嫌いではない。
集中力が低下している。
この息子にどう接すれば楽しく学ぶことが出来るのか。
自分なりの学び方をどう教えたらいいのか。
家庭教師を頼んだ方が良いのか?
でも、前向きに。
前に進むために。
目標は期末テスト。
今回の惨敗を成功にかえるために。
テストの傾向は何となく把握したので、次は今よりいい点を取り息子に自信を持ってもらいたい。
今日も明日も少しずつでも前進したい。